sanagi10’s diary

趣味の将棋や日常のあれこれ。

はじめての大盤解説会 第67期将棋王座戦第1局レポート【2/4】

 いよいよ解説会がスタート。わかりやすく軽快なお話はもちろん、おもしろエピソードも満載(^-^)将棋のルールがわからない人でも楽しめる内容でした。

 改めて驚いたのが、先生方の読みの深さ!素人の私には想像もできないほど、先を見ている…。ひとつの局面から、こうなってこうなるという展開を何パターンも想定している様子。太地先生が「……~のようになります。」と一手を示した後、沙恵先生が「これはどのようになっていくのでしょうか。」とその後の説明を促すようなアシスト。太地先生が「優しい聞き手で助かります。」と言う場面も。大盤解説会を観るだけで、棋力アップが叶いそうでした。

 

 次の一手を出題しようという場面では、太地先生が「ここは解説者の力量が問われるから……。」と考える(数秒ですが)ことも。その瞬間は、いつものキリッとしたお顔から一瞬子供のような表情になっていた…。すぐ目に鋭さがもどり、「次の一手にしましょう。」と判断されていました。出題後にいったん休憩。2F「Space nio」のすぐ隣にコーヒーショップがあったり、お手洗いももちろん綺麗で、他の階も利用可能。やはり利便性、高し。

 

 休憩終了後は永瀬先生のお話に。「永瀬先生は怖いと思っていた。子供なのに、こんなに怖い人がいるんだ~。」と伊藤沙恵先生。「今でも将棋会館であった時、挨拶すると挨拶を返してくれて、それだけで嬉しくなる。」。軍曹と呼ばれている永瀬叡王。将棋に関してはかなりストイックというお話をうかがう…。AbemaTVでも、永瀬叡王の練習量はトップクラスだと深浦先生もおっしゃっていました。実際、東急将棋まつりに行ったとき、お姿を拝見したが、やはり気軽には声をかけられないオーラがあった。先生方はみなさん軽々しくお声がけできないけれども。

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東急将棋まつりで指導対局をされている永瀬叡王

 

 レポートは第3回以降にまだまだ続きます……(^o^)/